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CS-A1100
CS-A1100の画期的な特徴について
① レンズの偏芯測定・芯出し作業の変革!
② ローコスト、省スペース設計の偏芯測定システム!
③ コリメーター方式の<無限光学系>を採用し測定者による誤差を解消!
④ モーター回転ステージを併用し小径レンズの測定が容易に可能!
⑤ 校正原器で装置校正が可能!
⑥ 新開発解析ソフト<ASOPT1 Ver3>により測定精度が飛躍的に向上!
従来のレンズ偏芯量測定機は測定精度に課題が多く、中々満足の行く装置はありませんでした。高精度タイプは装置サイズも大きく、又実際の製品検査や加工現場では使うにはコストが課題となっている様です。
一方現在現場で多用されている<偏芯顕微鏡>は検出能力に限界があり、『1′以下』若しくは『30秒以下』と言う様な大まかな値しか出せていない様です。
『レンズ製造の現場で求められる“偏芯測定”を根本的に向上させる事は出来ないものか?』
これが本装置の開発の原点です。
ここにご紹介する㈱アソー製『CS−A1100』は高精度測定でありながらコストパフォーマンスに優れ作業現場で使える様、様々な工夫がなされております。
画期的な特徴は下記です。
特徴その1・・・クロスラインの表示
ターゲット線像の光度ピークを捕えクロスライン(赤の輝線)へ変換し測定者誤差を皆無へ
特徴その2・・・自動と手動測定
<自動測定>
レンズ回転によるクロスライン交点の軌跡と移動量から偏芯量を演算
一定時間間隔ごとのデータ取得により最少二乗法による円を近似し、その直径を自動計算
※最少読み取り表示は1″
<手動測定>
レンズを回転し、クロスラインの一番左の位置と一番右の位置を測定者自身が設定し、偏芯量を求めるモードです。
特にレンズ貼り合わせ作業では大きな威力を発揮します。
交線の軌跡
特徴その3・・・目盛幅が一定
コリメータ方式を採用する事でどんなレンズを測定しても1目盛の幅は一定になっています(直読式)。従って換算値を代入する必要はありません。
特徴その4・・・レンズ間隔や焦点距離の代入が不要
従来機では対物レンズと測定レンズの間隔、そしてレンズの焦点距離の代入を行っておりました。これでは同じ測定機を使ってもデータの相関が取れません。この測定機ではそういう代入作業を一切不要としました。
特徴その5・・・凹凸レンズ双方の測定が可能
レンズの凹凸に関わらず測定が可能です。短焦点レンズから∞間までの幅広い測定が可能です。
特徴その6・・・バルサム接合作業用十字スケール
接合作業には十字スケールを使います。
許容値、第一スケール、第二スケールと全ての幅の変更が可能でクロスライン交点を目標とするスケールの中に追い込めば作業が簡易化できます。
特徴その7・・・レンズ以外の測定も可能
平行平面硝子の平行度確認やビームスプリッターの偏角測定、接合作業にもご使用頂けます。
プリズム・平行平面の偏角測定
特徴その8・・・簡易PCでも操作可能
解析用PCは簡易なモバイルPCでも作動可能です。
特徴その9・・・検査成績書の作成機能
測定データをCSVファイルに保存できます。
このデータをエクセルで作ったシートに貼り付ければその場で検査成績書が完成します。
検査成績書(エクセル)
特徴その10・・・極短焦点レンズ測定用ユニット
焦点距離の短いレンズを測定できるレンズユニットです。補正レンズ無しでプラスは+10~+1.5mmまで、マイナスは15~1.5mm間での像をキャッチできます。有効径もφ2mmから測定可能となります。
極短焦点レンズ測定ユニット LU-1
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