製品情報
Products

偏芯測定器

CS-A3000

CS-A3000

レンズ接合作業のスピードアップへ

従来の接合(芯出し)作業では、モニター上の十字線像が太くなり合わせづらく、また、測定に於いても換算表を見ながらの作業で非常にストレスの多い作業でした。
CS-A3000は、この課題を改良した接合(芯出し)作業に特化した画期的な専用機です。

芯出しエリア内では自動で拡大表示

上部レンズが芯出しエリア内に入ると2倍に拡大表示されます。

UV仮硬化後の確認測定が可能

測定は左右の振れ幅を自動的に測定します。

タッチパネル方式を採用し作業が簡単

画面をタッチしながら設定や接合作業が出来ます。

アライメント線はデジタルラインで操作

十字線像を「赤のデジタルライン」に変換します。

マスターレンズでの[基準点]をデジタル設定

位置を決めたらパネルをタッチして設定します。

許容値エリア内で数値の色が変わる

接合の「許容値基準」内外で色変化で分かります。

芯出し作業中の偏芯量を表示

作業中の偏芯量をリアルタイムで数値表示します。

高精度基準設定が可能

マスターレンズの縦横の振れ幅(4点測定)の中心を基準点とする事が出来ます。

自動で拡大表示が可能

タッチパネル

特別オプション

バキューム付き2ピンホルダー

ホルダーの内径誤差を極めて小さくする為の2ピン式レンズホルダーとレンズを安定させる為のバキューム吸引式のユニットです。

専用モーターステージ(RS-8型)

下部レンズのみをモーター回転させ、正確な偏芯測定が可能です。

本体チルト機構

ステージ面の水平出しに便利です。

新開発した接合作業専用ソフト

実際に作業されている現場のご希望にお応え、タッチパネル方式の新ソフトを開発。
設定や作業の効率化を図りました。
動作手順方法は以下の通りです。

①マスターレンズの基準を設定する

マスターレンズをホルダーに載せて、フォーカスハンドルを動かして合焦します。十字線像を画面のほぼ中心に移動させます

②設定パネルを開く

画面をタッチして設定パネルを開きます。

③マスターレンズの位置を決定する

「今の位置を基準にする」をタッチします。
「00’’」がセットされます。

④芯出し許容値を設定する

芯出しの許容値の数値を決定し、「OK」ボタンを押します。

⑤接合するレンズを乗せる

接合するレンズを乗せ、上部のレンズを動かして芯出しします。

⑥芯出しエリア内(5分)に近づける

上部のレンズが芯出しエリア内に入ると自動的に拡大表示になり、赤い数値で表示されます。

⑦芯出し

更に上部のレンズを中央に移動させ、許容値に入ると数値は赤から青に変化します。

⑧回転させて測定する

測定は左右の振れ幅のみで、両端を自動でホールドします。

仕様 / Specifications

測定方式 透過式偏芯測定
測定範囲 レンズ有効径φ3mm以上、バックフォーカス±3mm以上~±∞まで
※補正レンズを必要とする場合があります。
USBカメラ 白黒1/2インチUSBカメラ
電源 ACアダプター 入力AC100V~240V 50/60Hz 出力DC12V1.5A
寸法 333(H) x 255(D) x 155(W) mm (本体のみ)
質量 4kg (本体のみ)
標準構成品 本体、PC、タッチパネルモニター、
専用解析ソフト(ASOPT3000)、
ACアダプター、ダストカバー、補正レンズ
特別付属品 各種回転ステージ、バキューム付2ピンホルダー、本体チルト機構、
校正用ウェッジマスター原器、UVファイバーホルダー、
その他特注ホルダーも製作いたします。

※上記仕様に関しては予告なく変更する場合があります。